赤穂海浜公園(兵庫県赤穂市)
東京ドームの15倍


園内周遊車
元禄赤穂事件(忠臣蔵)の時代より全国に名を知られた「赤穂塩」。その生産拠点の東浜塩田跡地に1987年に造られた面積71.7haの入園無料の都市公園。徒歩5分圏内に唐船サンビーチ海水浴場や潮干狩り場、オートキャンプ場、兵庫県最低山の唐船山があり立地にも恵まれています。
園内地図・オートキャンプ場・見どころ
太陽の丘と園内図

赤穂の市街地から山並み、播磨灘まで360度見晴らせるので「太陽の丘」からの眺めお勧めです。海側には門が2箇所あり出入りは自由で小豆島や家島諸島が点在する瀬戸内海国立公園内の播磨灘が広がります。
オートキャンプ場

赤穂海浜公園オートキャンプ場
道路を挟んで西側がオートキャンプ場の敷地です。自然を満喫できる環境ゆえに人気があり、空き状況の確認と予約が必須になっています。
わんぱく広場

芝生の広場に無料の遊具 スプリング遊具、木製の砦、ターザンロープ、ローラー滑り台、丸太わたりなどアスレチック遊具が点在。なかでも都市公園コンクールで建設大臣賞を受賞の難破船は一番の人気です。
赤湖と白湖

湖(うみ)の名は「赤」が赤穂のいわれとなった蓼(たで)の穂の赤、白は「赤穂塩」の白色が由来で真水と海水が混合した汽水域の環境でボラ、チヌ、エビ、ワタリガニなどが生息。赤湖には貸しボートがあります。
わくわくランド

十数種類の遊具が用意されています。料金はサイクルモノレール400円、エンジンゴーカート400円など。休業日や料金などは下の公式HPで確認して下さい。
赤穂塩エリア

製塩設備や製塩体験棟は自由に見学ができ、園内の赤穂市立海洋科学館では入館者に無料で塩づくり体験教室を開催。自作の塩を持ち帰れます。
製塩法の変遷と復元塩田
藻塩焼きと揚浜式製塩

弥生・古墳時代のもっとも原始的な方法。天日干しの海藻を焼き、できた灰や干して塩分のついた海藻に海水をかけてカン水をつくり、これを土器で煮詰めて塩をとる製法です。
揚浜式製塩は平安時代中期には海水を汲みあげて砂を敷いた浜にまき、太陽の熱で蒸発させ、その砂を集めてカン水を作る製法で、これにより大量生産が可能になりました。鎌倉時代末期には塩の満ち引きを利用した古式入浜塩田が作られたと推定されています。
入浜式製塩


江戸時代、潮の干満差を利用して海水を砂浜に送り込み砂に塩分の結晶がつくようにした製法。浅野藩時代には東浜大規模干拓、森藩時代には西浜を干拓。約4000人が従事する一大事業でした。日本独自製塩法で次代の流下式が開発されるまで400年間続きました。釜屋(作業場)では鹹水(かんすい)を煮つめて塩を造っていて、毎週日曜日午後1時20分頃釜炊き作業を誰でも無料で見学ができます。
流下式製塩 (画像:海浜公園の枝条架)

昭和20年からゆるい傾斜の濃縮盤に海水を流し、太陽熱で水分を蒸発、さらに枝条架の上がら滴水して水分を蒸発する製塩法で昭和47年まで続きその後、イオン交換膜法でカン水を作り、更に真空式蒸発法で煮詰める製法に変わります。
駐車場・駐車料金
普通車¥550・大型車(7m以上) ¥1800
北駐車場 290台
東駐車場 520台
西駐車場 370台
地図位置情報は拡大画面をご覧ください。
使い方のページ
近くの観光スポット

唐船海岸=唐船潮干狩り場=唐船海水浴場
赤穂海浜公園メモ住所電話時間料金休園 | 公式公式アクセス 赤穂駅4km 山陽道赤穂ic6km 赤穂・有年・坂越の各駅 |
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