雄鷹台山のドウダンツツジと登山道

紅葉のドウダンツツジ

登山道に沿って山頂まで続く紅葉

西播磨花の郷に選ばれる

ドウダンツツジサムネイル

陣たくん

ドウダンツツジと雄鷹台山

約1000本のドウダンツツジが登山道の両側に植栽され、二合目から山頂まで春と秋の二度にわたり歓迎してくれます。樹齢は30年とも40年とも伝わり樹高は2メートルから3メートルほど。「満天星」や「灯台躑躅」と書く樹高3メートルほどの落葉性低木でツツジ科です。誰が、いつ、何の目的で植えたのかなど経緯は不明。麓から苗木を運び、植え付け作業、植樹後の水やりは大変だったと思います。先輩諸氏のご苦労のおかげで現在の雄鷹台山があります。

ドウダンツツジの四季

ドウダンツツジの花 (戻る)

春は花

見頃 4月中旬から5月初旬
普段どこにいるのか花の季節、蜜を求めてクマバチが飛来。狭い登山道の両側に花があり耳元で羽音を聞くことになりますが自然体でいる限り刺されたことはありません。

ドウダンツツジの紅葉 (戻る)

秋は紅葉

見頃 11月中旬から12月初旬
深紅の紅葉、それは見事です。特に西日に映える紅が一番だと誰もが口を揃えます。見頃は気候により左右されますが11月20日前後を狙えば間違いないでしょう。

ドウダンツツジの夏と冬 (戻る)

夏と冬

夏には密集した細い枝に楓などより肉厚の葉をつけ、その緑は深くて美しく、冬は枝先に小さな赤い芽を蓄えて春を待つ姿が印象的で、四季を通して登山者を迎えてくれます。

ドウダンツツジの手入れ

赤穂市による年2回の登山道両側の下草刈りに加えて、枯れ枝の除去や自生小木の保護など雄鷹台山に登る有志の方々の努力もあり毎年、美し花と見事な紅葉で応えてくれます。

天敵退治ご苦労さま

カミキリムシ(テッポウムシ)の幼虫が幹の根本付近に穴をあけて幹内に巣食い、樹勢に衰えが目立ち数年で枯れることも。穴をあける時期は6月から7月にかけて、オガクズ状の粉があるのでこれを探し(この時期だけ)殺虫剤を注入。報酬や名声を求めることもなく毎年、猛暑のなか黙々と自費で作業をする人がいます。まことにありがたいことです。

効果

ご当人のお話では2020年には24本だった被害が2023年は1本に激減したとか。また、殺虫剤で対策を施した木にはその後の侵入はないとのことでした。
カミキリムシ侵入

侵入の痕跡

殺虫剤注入

天敵退治

登山道のデータと標識

登山道のデータ

単位:メートル
1合目 海抜46 登山口から136 次合迄1322合目 海抜80 登山口から268 次合迄138
3合目 海抜84 登山口から406 次合迄1384合目 海抜98 登山口から544 次合迄107
5合目 海抜100 登山口から651 次合迄926合目 海抜148 登山口から743 次合迄116
7合目 海抜155 登山口から859 次合迄1488合目 海抜182 登山口から1007 次合迄129
9合目 海抜224 登山口から1136 次合迄10710合目(山頂) 海抜253 登山口から1243 
登山道の標識

雄鷹台山

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