試行錯誤の結果
好きな音楽を聴きながら無心で塗っていると、鼓動が聞こえるほどに心が鎮まります。素人の悲しさ、なにもかも初めての体験で白紙の状態からのスタートでした。諦めずに続けていると見えてきた必要な道具類です。
色鉛筆(必要な色の目安は20色)
使うのは水彩色鉛筆
水彩ですが色鉛筆として使用。適当に粘りがあり筆圧にも耐えて作業中に折れて紙を汚す事が少ないからです。またある程度の重ね塗りも可能、加えて鉛筆なみに細く削れるのが理由です。鉛筆
種類
- 鉛筆 4H、3H、2H、H、HB、F、B、2B、4B
- シャープペンシル0.5mm芯 HB、4B
- シャープペンシル0.3mm芯 4B、HB、2H、4H
- 原図を作るとき シャープペンシルの2Hを使用。薄目の線で描き、印刷時にスキャナーの補正機能を使って補正するのが私流です。
鉛筆画を描くとき先ず色見本で濃淡の基準にするヵ所(例えば花の一部)を決め、そこを塗る鉛筆の濃さ(例えば鉛筆F)を基準とします。次に塗りたいヵ所の濃さを、基準にしたヵ所の濃さと色見本上で比べて塗っていくのが私流です。我流なので間違っているかもしれません。
画用紙
私はケント紙を使っています。紙質が硬く消しゴムでしつこく消しても毛羽立つことが少ないです。これしか使用したことがなく、更に適した画用紙があるのでは?と思うときがあります。ほかに必要なもの
1:画材の印刷用紙
原図の作成と色見本に必要。塗り絵にする写真の印刷用紙。私はインクジェット0.105ミリ以下の用紙を使用。紙厚が透過精度に影響します。2:トレース台(原図作成)
原図の作成に必要。画材の写真(1)に原図用紙(3)を重ね透視して細部まで手書きします。トレースの精度が出来ばえを左右します。3:原図用紙
原図の作成(2)で使う用紙。文房具屋店や百均ショップで「トレーシングペーパー」の名で入手可。4:原図の読み取り印刷機
完成原図(2)をスキャン、印刷をして鉛筆画の下絵を作成。スキャナーとプリンター又は複合機のこと。字消し版

細部の消したい線だけを消す場合に製図用の「字消し板」が便利です。極薄のステンレス板を打ち抜いたものでサイズは幅11x6センチ、値段は300円ほど。これがあれば普通サイズの消しゴムが使えます。
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