大避神社(兵庫県赤穂市)

大避神社正門

瀬戸内海3大船祭り・天然記念物の生島樹林

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おおさけ神社について

生島は立ち入り厳禁
秦河勝は聖徳太子亡きあと蘇我入鹿の迫害を逃れて坂越に移り千種川流域の開拓に功績を残して八十余歳で亡くなりました。墓地の生島は古来より入島が禁じられ島の原生林が大正十三年(1924)に国天然記念物に指定されました。

祭神は秦河勝 天照皇大神 春日大神

拝殿大避神社拝殿

創建の時期は定かではありませんが「播磨国総社縁起」によると養和元年(1181)祭神中大神二十四座に列せられすでに有力な神社であったことが分かっています。

現在の本殿は明和六年(1769)に、拝殿と神門は延享三年(1746)に再建されたもので、絵馬堂には40もの絵馬があり、280年前の貴重な船絵馬も現存しています。

瀬戸内海三大船祭り

船渡御大避神社船祭り

秋の例大祭である「坂越船祭」は平成4年(1992)に国の選択無形文化財、その祭礼用和船は昭和60年(1985)に兵庫県有形民俗文化財に指定され、瀬戸内海三大船祭りの一つに数えられています。

祭礼は毎年10月の第2日曜日に御旅所のある生島へ華麗な船団による船渡御が行われます。

御旅所は仏教様式の建物で再建され、神仏習合の名残をみることができますが生島への立ち入は禁止されていて間近で見学することはできません。

生島(いきしま)

生島御旅所と樹林生島御旅所

樹林は国指定天然記念物


周囲1.63kmの小島であるが、古来大避神社の神地として、樹木の伐採が禁止され、原始の状態が保たれ樹種は大部分が常緑樹である。

古墳

墳形は直径20mの円墳と考えられ、大避神社の祭神である秦河勝の墳墓と言い伝えられている。

御旅所・船倉

御旅所は享保四年十二月に再建されたもので、瓦葺の仏教様式の建物。祭礼では内陣に神輿が安置されて神事がとり行なわれる。船倉は元文元年の建築で、祭礼用和船を保管している。船倉と和船は昭和になり県指定有形文化財になっている。(出典:赤穂市教育委員会)

独り言
神社の山門の手前、左側にある道を進むと、途中に妙見寺観音堂があり山頂は茶臼山です。正面は坂越湾で天然記念物の樹林がある生島があり、右手には千種川を手前に赤穂の市街地が見晴らせます。山頂にテレビ中継用のアンテナ施設があり道は舗装され、歩きやすいのでお勧めです。所要時間は片道40分程度です。

大避神社メモ
住所
  • 赤穂市坂越1299
電話
  • 0791-48-8136
マップコード 114 037 695

緯度経度 34.76811, 134.432015

[坂越駐車場] マップコードアイコン

マップコード 114 037 484

緯度経度 34.765964, 134.431841
アクセス JR坂越駅から2km JR播州赤穂駅から5km 山陽道赤穂ICから7km
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