

東京ドームの15倍
元禄赤穂事件(忠臣蔵)の時代には全国に名を知られた「赤穂塩」。その生産拠点の東浜塩田跡地に1987年に造られた面積71.7haの入園無料の兵庫県立公園です。近くには海水浴場や潮干狩り場、オートキャンプ場、兵庫県で一番低い唐船山があり立地にも恵まれています。
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海浜公園パノラマ 駐車場と料金 製塩の歴史
園内地図・見どころ
太陽の丘

周遊ハッチ号
赤穂の市街地から山並み、播磨灘まで360度見晴らせるので「太陽の丘」からの眺めお勧めです。海側には門が2箇所あり出入りは自由で小豆島や家島諸島が点在する瀬戸内海国立公園内の播磨灘が広がります。初夏から夏にかけて潮干狩り場や海水浴場になる海岸です。
わんぱく広場

芝生の広場に無料の遊具 スプリング遊具、木製の砦、ターザンロープ、ローラー滑り台、丸太わたりなどアスレチック遊具が点在。なかでも都市公園コンクールで建設大臣賞を受賞の難破船は一番の人気です。
赤湖と白湖

湖(うみ)の名は「赤」が赤穂のいわれとなった蓼(たで)の穂の赤、白は「赤穂塩」の白色が由来で真水と海水が混合した汽水域の環境でボラ、チヌ、エビ、ワタリガニなどが生息。赤湖には貸しボートの乗り場があり出合い橋をくぐって白湖への遠征もできます。
わくわくランド

親子で楽しめる遊具や幼児向けなど十数種類の遊具が用意されています。料金はサイクルモノレール400円、エンジンゴーカート400円など。休業日や料金などは下の公式HPで確認して下さい。
製塩エリア
いずれも自由に見学ができます

復元された製塩設備や製塩体験棟が配置され、
赤穂市立海洋科学館では海をメインテーマに赤穂の自然や製塩の歴史をさまざま展示し、入館者は無料で塩づくりが体験でき、赤穂のお土産として自分で造った塩を持ち帰れます。
塩田と製塩法の変遷
藻塩焼き
弥生・古墳時代のもっとも原始的な方法。天日干しの海藻を焼き、できた灰や干して塩分のついた海藻に海水をかけてカン水をつくり、これを土器で煮詰めて塩をとる製法です。
揚浜式塩田

平安時代中期には海水を汲みあげて砂を敷いた浜にまき、太陽の熱で蒸発させ、その砂を集めてカン水を作る製法で、これにより大量生産が可能になりました。
鎌倉時代末期には塩の満ち引きを利用した古式入浜塩田が作られたと推定されています。
入浜式塩田
江戸時代、潮の干満の差を利用して海水を砂浜に送り込み砂に塩分の結晶がつくようにした製法です。浅野藩時代には東浜(千種川東岸)の大規模干拓が行われ、森藩時代には西浜(千種川西岸)の干拓が進みました。これにより塩田面積は400ha、生産量は幕末期35万石、全国シェアの7%を占め、4000人が塩業に従事する大規模なものでした。この製塩法は日本独自のもので次の流下式塩田が開発されるまでの約400年間続きました。
釜屋(入浜式製塩)
砂についた海水を天日で自然乾燥して鹹水(かんすい)を造ります。この作業場では毎週日曜日に、大きな釜で鹹水を煮つめて塩を造っていて、毎週日曜日午後1時20分頃釜炊き作業を誰でも無料で見学ができます。
鹹水:塩分濃度を15から20%濃縮した海水のこと
流下式塩田

昭和20年から表面に粘土を張り、ゆるい傾斜をつけた濃縮盤に海水を流し、太陽の熱で水分を蒸発させ、さらに枝条架の上がら滴水し、風や太陽光熱により更に水分を蒸発させてカン水を作る製法で昭和47年まで続きその後、
イオン交換膜法でカン水を作り、更に
真空式蒸発法で煮詰める製法に変わり現代に至ります。
駐車場・駐車料金
普通車¥500・大型車(7m以上) ¥1600
地図位置情報は拡大画面をご覧ください。
使い方のページ
北駐車場 290台
東駐車場 520台
西駐車場 370台
赤穂海浜公園メモ住所電話時間料金休園 | 公式公式アクセス赤穂駅4km 山陽道赤穂ic6km 赤穂・有年・坂越の各駅 |
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