赤穂市立田淵記館(兵庫県赤穂市)

田淵記念館

田淵記念館について

田淵記念館サムネイル

日本一塩田地主の収蔵品を公開

江戸時代初期より塩田、塩問屋を営んできた田淵家より平成6年に寄贈された美術品や古文書を展示保存する施設として平成9年に開館。館は周囲との調和を配慮した和風の外観で14畳の和室があり展示室にも茶室にも使える造りになっています。また隣地には国指定名勝の田淵氏庭園があります。

館内配置図

館内配置図

田淵記念館略地図

田淵記念館配置図

田淵記念館パンフレット

田淵記念館パンフレット

田淵氏庭園(国指定名勝)

田淵氏庭園サムネイル

11月に二日間限定で公開

田淵家は延宝元年(1673)より当地に住み「川口屋」の屋号で塩田・塩問屋・塩廻船業を営み、最盛期の文化・文政期(1804-1830)には約106町歩の塩田を所有し、日本最大の塩田地主になっています。田淵家には当時の赤穂藩主がたびたび屋敷を訪れ、食事や茶などで手厚いもてなしをしたことが「殿様御成細記」に残されています。平成18年には敷地全体が国の名勝に指定されました。

春陰斎(茶室)

春隠斎(茶室)

春陰斎は五代目 九兵衛正武(1712-1796)が京の茶匠久田宗参(1750-1800)に依頼して明和元年(1764)に造ったと言われています。庭園の中心になる茶席で、にじり口を入ると相伴席があり、屋根には明り取りの突き上げ窓を備えるなど格式のあるものになっています。

書院

田淵家書院

六代目 九兵衛政俊が1792年に赤穂藩主を迎える上段の間を備えた書院を造り、翌年に池を配置した庭園を造ったと言われています。襖は狩野派の画家のもので、上段の間には藩主の書が飾られている。

明遠楼

明遠楼

四代目 市兵衛春元が宝暦年間(1751-1764)に新築、宴席であり金箔の上に多賀城の碑の拓本や、金泥で書いた書が貼られています。突上戸を開けるとと塩田跡と瀬戸内海が一望できる見晴らしを備えていました。

田淵記念館関連情報

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田淵記念館メモ
住所電話
  • 0791-42-0520
時間
  • 午前9時から午後4時30分
料金
  • 大人200円・子供100円
休館
  • 火曜日(祝日は翌日)
公式

田淵氏庭園の見学など

連絡先:赤穂パークホテル tel 0791-43-8000

レンタサイクル

レンタサイクルマーク

JR赤穂・坂越・有年各駅にあります

アクセス

R播州赤穂駅5km 山陽道赤穂ic6km

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