如来寺（兵庫県赤穂市）

如来寺について

尾崎赤穂八幡宮別当神宮寺

歴代の藩主大名及び地方の信者が多かった。明治維新になり神仏分離によって行基作と伝えられる阿弥陀如来を安置して明治三年(1870)に如来寺と改め現在に至る。本堂には阿弥陀三尊を、薬師堂には薬師如来が安置されています。開創は慶長十年、開基は源清上人です。

寺宝

可笑（大石内蔵助の画号で藤棚の屏風６曲左半双）をはじめ、赤穂義士ゆかりの書面があり、寺内には俊恵師之碑・岡田弥兵衛墓碑・早苗塚碑がある。

赤穂市指定有形文化財

[不動明王立像]

[毘沙門天立像] 108センチ寄木造

不動明王立像（106センチ一木造）の光背裏の修理墨書銘に茲覺大師（円仁）の作で平安時代後期の作と推定。
もと周世の高雄山神護寺に安置されていましたが、現在は如来寺で保管、安置されています。欠損や虫害などによる損傷が著しいと案内標識にあります。