宗派 臨済宗 本尊 聖観世音菩薩 山号 江西山義士三村次郎左衛門の先祖が眠る
雲甫全祥和尚(1568-1653)


の開山で開創は元和二年(1616)の古刹です。同寺の裏は江戸時代熊見川(現千種川)に面し「船入れ」と呼ばれる城下の港でした。単船や高瀬船が発着したところであったことから浅野藩時代には遠林寺と共に水軍の屯所としての役割も担っていました。赤穂義士
三村次郎左衛門の先祖の墓と赤穂浅野藩家老近藤源八の墓があります。
独り言静寂のなかの掃き清められた境内。いつ参っても厳かな雰囲気が漂っていて心が鎮まるから不思議です。
随鴎寺と不生禪(ふしようぜん)

随鴎寺の雲甫全祥和尚は「不正禅」を確立した盤珪永琢禅師の師にあたります。盤珪は元和八年(1622)揖西郡網干浜田村(姫路市)に生まれる。幼い頃から仏門に入り、寛永十五年(1638)に随鴎寺で得度しています。
盤珪は慶安三年(1650)に北野中に一庵(現在の興福寺 mapcode:114033081)を設け、雲甫の教えである座禅の難行修行を重ね、不生(ふしょう)を説いた。興福寺の裏山の険しい山道を登ると、中腹あたりに盤珪が座禅修行したと伝えられる岩がある。赤穂市「文化財をたずねて」を引用。
不生禪:人は生まれながらにして不生不滅の仏心をもつと説き,形式的な座禅修行を否定し,日常生活そのものが座禅に通じると,漢語や仏語祖語を使わず、通俗平易な言葉で説法したのが特長の臨済宗の一派。
随鴎寺のメモ住所 赤穂市加里屋2163-1 地図で確認 電話 0791-42-2453mapcode 541 587 641 緯度経度 34.750843, 134.392217 駐車場mapcode 541 587 611 使い方 緯度経度 34.750481, 134.392119 |  |
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